新江ノ島水族館近くの駐車場
新江ノ島水族館の特徴とお役立ち情報
新江ノ島水族館とは
新江ノ島水族館は、湘南・江の島にある水族館で、「えのすい」の愛称でも知られています。日本初の近代的な水族館として開業した「江ノ島水族館」を前身とする施設であり、2004年に新江ノ島水族館としてオープンしました。新江ノ島水族館は、片瀬海岸の「湘南海岸公園」の敷地内にあり、最寄り駅の小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」からは徒歩3分ほどで到着します。
「わくわくドキドキ冒険水族館」をコンセプトに掲げる新江ノ島水族館には、約540種・26,000もの魚と、約9種・55頭の海獣が展示されています。多彩な常設展示のほか、イルカやペンギンのショー、海の生き物と触れ合えるプログラムや体験学習プログラムなども用意されており、子供から大人まで様々な楽しみ方ができる水族館となっています。
新江ノ島水族館の駐車場
新江ノ島水族館には専用の駐車場は併設されていないため、車で訪れる際は周辺の有料駐車場を利用する必要があります。新江ノ島水族館がある江の島周辺は7月・8月がハイシーズンとなり、近隣の駐車場は常に混雑しています。江の島の人気観光スポットである新江ノ島水族館に近い駐車場は満車になってしまうこともあるため、水族館から少し距離のある駐車場の場所や料金などもチェックしておくと安心です。
江の島エリアには、新江ノ島水族館がある片瀬海岸周辺のほか、江の島内や江ノ島大橋付近にも駐車場が点在しています。新江ノ島水族館と合わせて江の島観光をする予定がある場合は、江の島で訪れたいスポットの場所や、観光の予定に合わせて利用する駐車場を決めると良いでしょう。江の島周辺には、収容台数が数十台の駐車場から300台を超える比較的規模の大きい駐車場まで様々な駐車場がありますが、7月・8月のハイシーズンに加え、ゴールデンウィークなどの長期休暇期間には多くの観光客が訪れるため、満車になってしまう駐車場も多くあります。
また、江の島周辺の多くの駐車場は、平日と土日祝日で駐車料金が変わるほか、ハイシーズン時も通常の駐車料金より割高になることがあります。7月・8月に新江ノ島水族館や江の島エリアを訪れる場合は、駐車料金も事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
新江ノ島水族館の常設展示を楽しむ
新江ノ島水族館の常設展示は大きく分けて13のエリアに分かれており、海の生き物を観察しながら楽しく学ぶことができるようになっています。
・相模湾ゾーン
館内に入って最初に目にする「相模湾ゾーン」は、新江ノ島水族館が面する相模湾を再現した水槽などが展示されており、相模湾に住む生物を観察したり生態系を学んだりすることのできるコーナーです。
相模湾ゾーンの中でも一番の見どころは、新江ノ島水族館の水槽の中でも最大の大きさである「相模湾大水槽」です。高さ9m、水深6.5mの大水槽には、自然のままの相模湾の環境に近づけるように2つの造波装置が設置されており、絶えず波を発生させているのが特徴です。大水槽の波の下で泳ぐ魚たちの中でも、特に目を引くのが約8,000匹ものマイワシの大群です。相模湾は有数のイワシの漁場としても知られていますが、マイワシの実際の生態はなかなか目にすることはできません。相模湾大水槽では、銀色に輝きながら大群で泳ぐマイワシの迫力ある様子を間近で観察することができます。
・クラゲファンタジーホール
新江ノ島水族館は、クラゲの常設展示に世界で初めて成功した水族館としても知られています。70年以上クラゲを飼育研究し続けている新江ノ島水族館では、クラゲの常設展示「クラゲファンタジーホール」も見どころのひとつです。
クラゲファンタジーホールは、天井に大きくクラゲの絵が描かれた半ドーム式の空間となっており、まるでクラゲの体内にいるかのような幻想的な雰囲気が漂っています。ホールの中央には、美しい球型水槽「クラゲプラネット~海月の惑星~」が配置されているほか、壁面には大小13の水槽が配置されており、常時約14種類、時期によっては40~50種類ものクラゲを鑑賞することができます。また、クラゲファンタジーホールでは、3Dプロジェクションマッピングのクラゲショーも上映されています。クラゲ展示に光と音の演出が加わったショーは世界初の試みで、幻想的で癒されると人気を集めています。
新江ノ島水族館でショーを楽しむ
新江ノ島水族館では、水族館定番のイルカショーのほか、ペンギン・アザラシのパフォーマンス、ダイビングショーなどが開催されており、海の生き物たちのダイナミックな姿を間近で鑑賞することができます。
・イルカショー
イルカショーの鑑賞エリア「イルカショースタジアム」は、相模湾を望むロケーションに設置されており、湘南海岸に浮かぶ江の島と富士山の美しい景観を背景に、イルカたちのパフォーマンスを楽しめるようになっています。新江ノ島水族館のイルカショーでは、バンドウイルカやカマイルカ、ハナゴンドウなどのイルカたちが、可愛らしく踊る姿や迫力満点のジャンプなど、多彩なパフォーマンスを鑑賞できます。その他にも、イルカショースタジアムでは、時期によってイルカと握手ができるミニプログラムや、10分間のミニパフォーマンスなどのプログラムやショーも用意されています。
新江ノ島水族館でふれあいプログラムに参加する
新江ノ島水族館では、展示やショーを見るだけではなく、実際に生き物と触れ合うことができるプログラムに参加することもできます。
・ウミガメにタッチ
新江ノ島水族館の目の前に広がる相模湾は、初夏から秋にかけてウミガメが回遊してくる場所としても知られています。ウミガメの生態を長年研究している新江ノ島水族館には、ウミガメの展示施設「ウミガメの浜辺」があり、ウミガメたちを間近で観察することができます。さらに、このウミガメの浜辺では、新江ノ島水族館のトリーター(飼育スタッフ)からウミガメについて解説を聞いたり、給餌、甲羅に触れたりすることのできるプログラム「ウミガメにタッチ」も開催されています。なかなか間近で観察する機会のないウミガメとの触れ合いは、小さな子供から大人まで思い出に残る体験になるでしょう。
・さかなにごはん
「ウミガメの浜辺」コーナーの向かい側には、「さかなのもぐもぐプール」があり、魚たちにごはんをあげながらプール内の魚と触れ合えるコーナーになっています。手のひらに魚の餌を載せて水に沈めると魚たちが勢いよく這い上がってくるコーナーは、特に子供たちから人気を集めています。
新江ノ島水族館でお土産を買う・食事を楽しむ
新江ノ島水族館内には、カフェと売店が2店舗ずつ、さらに2つのショップがあり、お土産の買い物や食事・お茶を楽しむこともできます。
新江ノ島水族館公式キャラクター「あわたん」の装飾が可愛らしい「あわたんカフェ」では、あわたんをモチーフにした食事やデザート、ドリンクのほか、江の島名物のシラスを使ったメニューも充実しています。
このように、新江ノ島水族館では趣向を凝らした展示やショー、触れ合いプログラムなどを満喫しながら食事やショッピングも楽しめるため、滞在時間が長くなる傾向があります。また、新江ノ島水族館は、休日や長期休暇の時期などは混み合っていることが多く、予定よりも駐車時間がオーバーしてしまう可能性もあります。特に新江ノ島水族館と合わせて江の島周辺を観光する場合は、時間を気にせずに観光するためにも、最大料金が安い駐車場を利用するのがおすすめです。